小さいどーるカスタム忘備録

ねんどーるに始まり、小さいドールカスタムにおける四苦八苦の足跡。

石膏レジンアイと雑多なつぶやき

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石膏レジンアイ(手描き)

OBヘッド E-03 SIMPUカスタム

 

里子に出すつもりでカスタムしていたヘッドが気に入ってしまい、気が付けばドールが増えている…。

そしてマクロ撮影して粗に気付き、お直しコースになって、ますます首が回らなくなる。つらい。

 

そして極めて趣味的な話ですが、世の中にとうらぶキャラドなどという素晴らしいタグがあることを知りまして。……いやあ、こんなにたくさんドール界隈にとうらぶ二次が溢れているとはシラナカッタヨ。

しかも皆さんクオリティが高い。

うちのあおえさんも頭身高いボディに乗せ換えたくて仕方ありません。まあヘッドがあれなんで、タグお借りして呟く勇気はないんですけどね。4インチという小ささにして、ウィッグの再現率の高さだけがちょっと自慢。

頭身高いボディはポニテが映えるだろうなあ…

が!裁縫能力がないからボディ+服代を考えると……、う、頭が!!

 

はあ。

 

小さい子ばかりを必死でかすたむしていると、もうね、視力の限界との戦いでね。

ハズキルーペ着用でやってるのに、マクロ撮影して線の汚さに愕然としたり。

うーん…緻密さにこだわった動物画を描いてた自分はどこへ行ってしまったのか。いや緻密というか極小の世界だから、細かさのレベルが違うのか(*_*)

 

前置きが長くなりましたが、石膏+レジンの目玉の試行錯誤続行中です。

 

試作品というよりはジャンクの目玉ばかりが増えていきますよ。

 

その中でもドールに着けると違和感なく好きな感じにできた目玉をご紹介。

お気に入りナンバー1は、トップのSIMPUカスタムヘッドに着けたアイ。

石膏に直描きしたり、レジンを流して書き足したり、グラスアイに近い構造だと思う。

これハンドペイントで超絶美しいドールアイ描く人がやったら、とんでもなく素晴らしいアイができるんじゃないですかね…?凹んだ曲面に描く難しさはありますが。

 

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実は両目見せるときっちりワンペアになってないいつものパターン

(マクロ撮影でもしなければさほど目立ちませんが…)

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凹んだ曲面に手描きで左右きれいにワンペアにするのは難しい。

OBヘッド E-01 OTOKOカスタム

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石膏レジンアイで縦長アニメアイチャレンジ

あまりに左右ちぐはぐだったので片目だけ

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石膏+プリントしたアイパターン

これでも写真で誤魔化してるので粗が比較的目立ちませんが(と思ってる)、目玉単品をマクロ撮影してみたらびっくりですよもう。

 

そして目玉ついでにしれっとお披露目してしまいましたが、このヘッド達が、やっとこ手に入れた念願のOBヘッド(クホリア版)です。

くう。。。3dプリンタ出力のクホリア版なのにレジンキャスト版の定価より若干お高く…orz

ツイッターで情報収集でもしないとこの手のドールヘッドは本当に手に入りませんね。

Out of Baseさんのヘッドの造形がカスタムベースとして本当に好きです…。

 

OTOKOヘッドはもう少しお直しして里親さん探しをする予定。

思ったより気に入ってしまったので泣く泣くですが…。

きちんとした写真はまた改めてお披露目したいと思います。

 

※なおブラウニーヘッドは五虎ちゃんっぽくなりましたよとご報告。結局グラスアイ入れました。

キャラドールを作る気はないとかほざいたのはどこの誰だっけな?

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brownie doll gogo

brownieのGOGOとかけまして、短刀と解く。

その心は?

五虎退(刀剣乱舞

 

……すいません、前々から自分でGOGOちゃんで五虎ちゃん目指そうって
宣言してたじゃねーかと、インスタに投稿してから我に返ったわけですよ。

思いっきりキャラドールじゃないですかヤダー。

 

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ごこちゃん in たらい風呂

このウィッグ、ベースになるヘッド蓋を羊毛と革で作り、くりくりの光沢のある羊毛をひたすら植毛して作ってるんですが、毛先の跳ね具合がすごく…ごこちゃんに見えません????

いや別に自分五虎退推し勢ではないんですが、このアングル見たとき「ごこたんマジ天使」って呟いてました←

 

というかワンクッションもなしにばんっばんドールのすっぽんぽん写真でスミマセン…。

ブラウニーは無性別妖精ボディなのでセーフだと思いたい。

 

なおヘッド蓋式の羊毛ウィッグは、できてみたら思ったよりも*固定力が弱くて、商品化はできないなぁという感じ。

これならいっそウィッグキャップにくりくり羊毛をひたすら縫い付けた方が安定しそう。(※できるけど大変)

磁石二つのヘッドな近い構造でいけるんだろうけどなあ。

 

*3/31追記:ヘッド内部に極小磁石追加で解決しました。改善案はあるけどそもそもブラウニー限定のヘッド蓋式ウィッグって需要あるんですかね…?

 

アイはおおむね成功の石膏レジンアイ。

色が暗くなり過ぎたのが反省点。

覚書を書くほどでもないけど、後日詳細はまとめると思います、多分。

すごく微妙な差なんですが、ニュアンス彩色+こだわりの小さめ縦瞳孔です。

 

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※見えてる目は縦瞳孔失敗してる方。

片目ずつならこれも違和感なく見える便利な髪形。

 

なお、GOGOのたれ目と名前からの連想で五虎退っぽい子を目指しただけで、厳密にキャラドールとして似せようとはしてないのですよ。

とりあえず顔は元の造形を生かしつつ、ふわっと可愛くにっこりお口に!を目指した結果こうなりました。

やっと求めてたラインに届いたかなあ…というところ。繊細にビシっと奇麗なラインとはいきませんが、パステルのふわっと感をようやく生かせた気がします。

最終仕上げに使ったつや消しのスムースコートがいい感じです。

 

brownieサイズに合わせたら極小虎くんになるから、ちび猫のサンプルだと思って作ろうかなあ。たぶん、そのうち?

 

 

小さいドールのメイクに使うパステルの話

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brownie doll gogo

よくカスタムドールの使用画材で目にする造形村のパステル。

何が違うのかとざっくり調べてみました。

アイキャッチのゴゴちゃんは口元のメイクオフ前です)

 

結論からいえば、よほど他のパステルと成分が違うとかそういう訳ではないようです。

 

パステルがドールのメイクに使われるのは、油分を含まないから。

色鉛筆NGなのは、芯に油分が含まれているからなんですよね。

ドールメイクに水彩色鉛筆を使う方がおりますが、それは水彩色鉛筆が水溶性のワックスで芯を固めている(=油分を含まない?)からなのかなぁと。

 

キャストドールにも色鉛筆NGだそうなので、ドールに油分を含む画材は要注意ですね。ソフビは特に色移りしやすいので気を付けた方がよさそう。

芯が柔らかいものほど油分が多いので、手持ちの画材でちゃちゃっとやりたい時など要注意です。

 

さて、自分の愛用するパステルはセミハードのニューパステルというシロモノなのですが。

造形村のパステルとの違いを調べていてなるほどなぁと思ったのが

 

造形村のパステル=色が薄くつく=失敗しにくい

 

という点。

 

ニューパステルは発色の良さをウリにしているだけあり、油断するとソフビが染まる(?)ほどぎっちり色が乗って物凄く焦りました。

 

これは以前にも書いた気がする実体験に基づく話ですが…

ソフビヘッドに素人メイクを始めたばかりの頃、要領がわからなくて、紙にパステル画を描く調子で紙の上で混色、様子を見ながら濃い色を直にヘッドに足して練り消しで消して薄めたり…

と、やっていたんですよ。

ちょっと色が付きすぎたなぁと練り消しでぽんぽんしてもだんだん落ちなくなってきて、焦ってアセトンでごしごししたら余計悪化したという話。

案外これ、直に濃いオレンジをだばっと乗せて刷り込んだから色移りしたんでは…?

 

このことから、パステルなら絶対色移りしないというわけでもなさそうです。

造形村のパステルはドールのメイク用として売られているだけあって、そのあたりもよく考えられているわけですね。

 

その点キャスト製のブラウニーはよく耐えてくれて、ホビーカラー薄め液でするっと奇麗にメイクオフできました。

(※パステル・リキテックス・溶剤系コートの自家メイク)

 

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口元と顔の一部メイクオフ + 口元のみふわっとパステ



写真にはなかなか写らないんですが、左右の目の下~鼻の上部にかけて、帯状にふわっとピンクを乗せていたのをばっさりメイクオフ。

口元のモールドの中に入れ込んだ絵の具もつまようじとホビーカラー薄め液を駆使して落としました。

上の写真は、メイクオフ後、口角を薄く描き入れ、ふわっと口に色を入れたところ。

一杯やってきた?と言いたくなるほんのりピンクの赤ら顔から脱し、口元のラインの汚さもなくなってスッキリ。

やっと写真マジック無しでも見れる顔になってきました。

 

ドールメイクの基本のきですが、下地にMrスーパークリアのつや消しスプレーを噴くのは、表面が適度にざらついてパステルがのりやすくなるからです。

これはばっさりメイクオフしてそのまま乗せたので、つるつるでかなり色が乗せにくかったです。

この上からMrスーパークリアを噴いて、さらに色を重ねる予定。

男の子にしたいのでくどすぎない程度にリップメイクをしようと思います。

 

なお、雨の日の塗装はNG。

そして今日は生憎の雨がちな天気。

湿度が高いと白化します!←やらかしたことのある人

表面が白っぽくなり、せっかくのアイメイクまで薄ぼんやりしてしまうので、続きは雨が上がって晴れた日に。

 

そしてメイクとはまったく無関係ですが、カスタムして里子に出すつもりでお迎えした新品のヘッドが気に入ってしまい、気が付けばうちの子が増殖しているこの現象。

いや多分そのうち泣く泣く誰か里子に出しますよ…。

 

おまけに一目惚れした中古のブラウニー(安いが可愛くはない)に手を出すか踏みとどまるかでぐらぐらしております…。付属のアイがね、気に入ってしまってね。

 

ジャンクに手を出すメリットは

 

 ●パーツ取りができること(ゴゴの手首ぼっきり事件)

 ●漂白実験に使える

 

考えるまでもなくお財布に優しくないですね…!!

brownieの漂白実験なんて完全な自己満足ですよ、誰かのお役に立つかどうかすらわかりません。キャストの漂白実験を詳細に書き記してくれた先達には感謝してますけど!

強いて言えば、ボディの状態のいいところを組み合わせて、里子に出しやすくなるぐらい?

 

でもね、最近いろんなドールに手を出しておりますが、基本はねんどろとかアニメ寄りの造形の方が好きは好きなんですよ…。

ただ一応リアル動物画畑の住人ゆえ、リアル系の造形物の方が親和性が高いんですよね。デフォルメ過ぎずリアル過ぎない、半リアルぐらいの匙加減がイイんだと思います。

 

余談の余談ですが、brownie doll フィリックス時代の子と、ドルクの子でボディサイズが5mmほど違うらしいです。

たまたま比較画像を見つけてびっくりしました。

しかもヘッド内蔵のウィッグ固定用の磁石もなくなっているとか。

シラナカッタヨ…

 

ブラウニーでも結局着せ替え時の関節バラバラ事件はあまり解決しなかったので(ゴムをもっとぎちぎちに引けば解消する可能性あり)、ピコドーに手を出すのもありかなぁとか…。

 

ほんと、ドール沼ってつくづく恐ろしいところですね!!!

 

ブラウニー⑤ ゴゴのメイク迷走編

こちら覚書ブログとなっております。

カスタムの参考にはならないと思いますが、メイクで結構変わるんだなという程度には参考になる…かもしれません。

ゴゴのメイクは難しい!!!

 

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写真で見ると可愛く見える気がする迷走の過程その①

 

メイク薄め、たれ目強調のたぬきメイク。

実物はどうだったか既に記憶がありません。写真で見ると可愛い気がしますが、口角がどうにも気に入らなかったような気がします。

口のモールドが深くてにっこり口角を上げようとすると、思ったより難しいんですこの子。

あとはもっと睫毛を繊細に描き込まないとだめだなと思ったような…?

 

以下、ウィッグなし写真等があるのでワンクッション。たたみます。

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ブラウニー④ テンションゴム張り替え編

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今回もドールのバラバラ写真が続くのでワンクッション。

現状こんな感じに仕上がってます、ブラウニーGOGOちゃん。写真マジックと光源とアングル限定で可愛いと思います。(ボディメイクがほぼ写らない悲しみ)

なお、名前と顔からの連想で「五虎〇作れそうじゃない?」という安易な発想と妄想が膨らみに膨らんで我慢できなくなり、とうとうゴゴちゃんをお迎えしたとかいうわかる人にしかわからない背景がありました…。

五虎ちゃんどこいったんでしょうねえ…?

アイとウィッグはこれから作ります。写真は黄色っぽくも見えるけど、鴬色みたいな色のグラスアイです。さすがブラウニー、グラスアイが似合います。(元はルチカドールR2でオッドアイにするべく購入したアイでした)

現在ブログの中の人の通院諸々でお財布が死んでるので、いいなぁと思うアイがあっても、ちょっと手が出せんのです、すまないorz

 

さて、ここから再びブラウニーのバラバラ写真が続くので苦手な方はそっ閉じ推奨。

たたみます。

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ブラウニー③ 折れた手首パーツの補完

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ブラウニーの手首パーツをなんとかしてみた

タイトルと画像が全てです。

といってしまうと画像一枚で全てが完結するので、もう少し詳しく説明していこうと思います。

 

今回も可愛いドール写真はありません!

ブラウニーの手首をぼっきりやってしまったオーナー様の参考になれば幸いです。

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ブラウニー② 小休止 漂白実験まとめ

こんにちは、くろこぎです。

 

前回の覚書があまりに参考にならない気がしたので、時系列でもう少し詳しくまとめてみました。

ただ何分うろ覚えなので厳密なレポートではありません。色の変化は本当に写真に撮れないような微妙過ぎる変化です。なので、かなり体感で書いております。

例によってお人形のバラバラ写真が出てくるのでご注意ください!

 

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