【キャストドール】パンパステルで黄変カバーメイク
「キャストの黄変にはパンパステルがいいよ」って話、黄変に悩むドールオーナーなら一度は聞いたことがあるのでは?
小さくても立派なキャストドールのBrownie。どうにも黄変とボディパーツの色ムラが気になる子を入手したので、パンパステルの黄変カバーメイク試してみました。
結論からいうと、これはめちゃくちゃ使えます!
ただし…という条件がつくんですが、それは後ほど。
ハンドパーツ全体にパンパステルのチタニウムホワイト+指先にピンク系ソフトパステル使用。
カバーメイクなしのボディとの色差がすごくないですか?!
大昔に買ったパンパステル用のスポンジがまだ生きてたので、これでぬりぬりしてみたところ、コンシーラーぐらいしっとり黄変カバーできて感動しました!!
【そもそもパンパステルとは】
最初から粉状でありながら、しっとりと独特の吸着力を持つ画材です。紙の上での混色を前提に、最低限の固着剤と添加剤でできています。
ティッシュで彩色することもできますが、この伸びやかさを生かすには公式のスポンジか、化粧パフ(100均で十分)をおすすめします。よく伸びてムラになりにくくなります。
ブラウニーぐらい小さければ指先程度の大きさで十分でした。これをつけるための専用のアートナイフ?みたいなものも持っていますが、今回使ったのは先端のみ。
【パンパステルで黄変カバーメイクの手順】
さて、感動するほどのカバー力を見せたパンパステルですが…
パステルってね…定着液をかけると色が沈むんですよ…orz
実際パステル画を描く際、パステルのホワイトで濃い色の上にハイライトを入れると、定着後に沈んで消えてしまったなんてことも多々。
案の定薄く乗せたパンパステルのチタニウムホワイトも沈みました(涙)具体的には、せっかく白くなった肌が、元と大差なくなる…という感じです。
うまくやるには、最適な距離で、薄く数度にわけてクリアコートを噴くしかないかと…。(求:ホルベインのパンパステル専用フィキサチーフの使用感)
丁寧にやっても色が沈んだりするので、あとは粉っぽくならないよう様子見しつつ重ね塗りあるのみ。裸眼だときれいに見えても、マクロ撮影すると粉粉しててッアーー阿鼻叫喚だったりします。
そんなジレンマを踏み越え乗り越え、結局全身パンパステルをぬりぬりした子達がこちら。
実際見ると感動するほど色白になりました。
特に左の子。何度か定着→チタニウムホワイト重ね塗り→定着…を繰り返しています。
右の子はヘッドはノーマルmomo(黄変あり)、ボディのみ黄変したホワイト?と思われます。前回の子とは別の子です。ボディ全体に薄くチタニウムホワイト、膝小僧や足先にのみ肌色~ピンク系を足しています。写真ではヘッドとの色差はほぼ気になりません。
粉っぽさはよほど接写しなければ気にならないレベルです。
※ボディも黄変カバーする場合、余分な粉はしっかり落とさないと定着後もドール服に粉がつきます!
ブラウニーはヘッドサイズ3.5インチ、全長11cmほどのとても小さなドールです。1/4や1/3の大きい子ならボディは肌色ボディタイツ、顔とハンドのみ黄変カバーメイクするといいのではないかと思います。
【買うなら何色?】
黄変カバーならとりあえずチタニウムホワイト。
この度チタニウムホワイトとマゼンタティントを買い足しましたが、マゼンタティントは純色のピンク過ぎて微妙でした。ドールのチークに使うならありですね。
ただ、一色1000円前後(+送料)と年中財布が風邪っぴきドールオーナーには厳しい価格。使える肌色系を見つけたら忘備録に追記したいと思います。
筆者が次に買うならレッドアイアンオキサイドティントですね。
黄変肌の黄色味+チタニウムホワイトとの併用で、ちょうどいい塩梅の肌色が作れそう。
ちなみに2023年5月末現在、モデル左側のPIPIはメルカリで里親探しに出しております。「ブログ見たよ」とコメントいただければ多少割引しますので、お声掛けください。(元値が高かったのであまりお値下げできませんが、初回メイク直しは送料実費のみで承ります)
【以下ぼやき】
詐欺サイトさん。メルカリの出品画像と文章まるまるコピペしたり、画像検索に引っ掛かるようにするのほんとやめてもらえませんかね…。
Google先生でBrownieの情報探してたら、自分の画像と文章らしきものがまんま様子のおかしいサイトに載ってるんですよ。
くろこぎはメルカリ・ラクマ以外にカスタムドールの出品してません!怪しいサイトがあってもうっかり踏まないようご注意ください!
どうでもいいけど、画像の自サイトのタイトル間違えてたことに気付いたよね!「小さな×」「小さい〇」でしたorz
(お迎えされた方の里子出しはご自由にどうぞ)
Brownie doll 黄変メイク
久しぶりのブログ更新です。
Brownie二人目をお迎えする気は1mmもなかった…はずなんですが、気が付いたらお迎えしてました。(ドール沼民あるある)
さてこの子、おそらくFELIX時代の妖精耳momoです。
当時の知識がなさすぎて正確な製造時期はわからないんですが、GOGOが現行のDOLKの子と同じ関節構造なのでFELIX末期の子だとすると、それよりさらに古い子だと思われます。
ボディはGOGOより5mmほど大きく、ハンドパーツと足先が外せるタイプです。
手足先は磁石式ではありません。
さて、古い子なので当然相応に黄変がありまして。
うちのモニターで見た際に実物の色に近く補正しています。
ハイター漂白後なのでヘッド蓋(何もしてない)よりもフェイスとボディは白っぽいですが、いかんともしがたく黄色っぽい感じの色に。
写真でこれだけ見るとそうでもないんですけどね、実際に組み立てて服を着せるとどうにも気になる感じの。
(漂泊中の写真も撮ってたのにどこへ行ったやら…)
白っぽくはなった、赤みも失われた。そんな感じ。
ぁ、ちなみにボディ分解した段階で足首の関節球が一つ行方不明になりました。
(テストで一晩漂泊して水から上げるまで気付かなかったorz)
物凄く~~~慎重に、無くさないようにしてても
パーツが家出したりボッキリ折れたりするのが小さいボロっ子の宿命なのか…
仕方ないのでこれも四苦八苦して問題なく組みあがる程度のものはできました。
これについては後日。
で、実はこの子の前に普通肌のプチブライスにメイクをした時の事、
なんだか色白メイクになったんですよ。
人間でもワントーン明るい色を乗せて色白肌に!とかメイクであるじゃないですか。
多分同じ理屈だと思います。
黄変の度合い、どの程度赤みを足したいかによって違うので
何色が正解とは言えませんが
ごく淡い桃色、ほぼ白といってもいいぐらいの、
ハイライトカラーのソフトパステルでふわっとフェイス全体に色を乗せました。
■ + ■
↑の見えますかね… 文字コードで色のイメージを表現するとこれぐらいの足し算です。黄色っぽい色に白+赤みを足す感じ。
パステルは必ず油分を含まないソフトパステルで。
ドールメイクに油分は大敵、学習しました。
(稀に人間用のメイクでドールカスタムしましたって人がいるけどあれはとてもまずいと思われます…)
手順としては
1.十分な油脂の除去
2.クリアのUVカットつや消しスプレーで下地作り
(表面にざらつきが出れば成功。パステルのノリがよくなります。)
4.納得いく色になったら工程ごとにつや消しスプレーで定着
アイメイクは水彩色鉛筆なら肌色調整と同時進行でもできますが、
粉落ちによる色の濁りにご注意を。
(わざとアイメイクの濃い色を伸ばしてシャドーカラーとして馴染ませるのはアリです)
ドールメイクというよりパステル画の描き方が参考になるかと思います。
いまだにCX1が現役です。
カメラのせいなのかボディまで自然な色白に写ってしまうミラクル。
(嬉しい誤算ではあるんだけどなあ…)
おかげで色差がわかりにくいんですが、つや消しマット肌と何もしてないボディとの違いぐらいは伝わるんじゃないでしょうか。
実際は一番上のインスタに上げた写真が一番近いんじゃないかと思います。
光源でも印象が変わるんですが、実物は色白というよりはやや黄色みのある健康的な肌色という感じですね。
なおつや消しはてりってりになるまで噴くと
パステルメイクの微妙な色が死にます。
なのでこれも慣れが必要です。
つや消しの噴き方はプラモ系の解説をぜひお調べください。詳しく解説されてる方がたくさんおられます。
正直ブラウニーはパーツの一つ一つが小さすぎて、
全部分解して一つ一つきれいにつや消しで下地を作って~調色メイクして~
しようと思うと物凄くめんどくさいです。。。
小さいドールの黄変にお悩みの方は、ダメ元でお試しください。
黄変子のオーバーメイクのご相談も受け付けますが、修理のプロではないので、リスクも承知の上でご相談くださいませ。
インスタでコメントいただければ気付くと思います。
【余談】
パステル画の場合はフィキサチーフを噴き過ぎたら色が乗らなくなるっていうんですが
(紙目が詰まってしまうので)
Mr.カラーのUVカットつや消しスプレーで引っ掛かりを作って、さらに上書き、ありなんじゃないか…って思う昨今。ついでにUVカットもできるよやったね!
11cmドール達 Luccicadoll と brownie
以前カスタムしたルチカドールRK-01 リベンジしました。
どーーーしても超えられなかったデフォルトの鼻!!!
ちょっと下がり気味の鼻先?鼻のライン?
これを削ればとても自分好みになるのでは…
と、常々思っておりまして、鼻とたれ目なアイホールを少しだけ削ってみたところ、素材レベルで大変好みのお顔になりました。
今回使用したのはドール用のアイラッシュ。
人間用より太いのかな?ばさばさ主張しすぎるまつげが苦手なので、本当にちょこっとだけです。
リアル系なだけにグラスアイが似合います。
並べた写真を撮る前に顔をまた弄ってしまったんですが、この子4インチヘッドなのに、3.5インチヘッドのbrownieと顔のサイズがほぼ同じなんですよね。
実はまた性懲りもなくGOGOちゃんの顔を弄ってました…
こちらはオリジナルのレジンアイ。
うっかり口を削ってしまい、写真の撮り方では可愛くなるものの、実際見ると口の歪みが気になり過ぎて…現在またしても修正中。
加工中のオソロシイ写真も撮ったのになぜかカメラに保存できてなかったので、その後の経過は写真が撮れたらアップしようと思います。
プチブライスさん達まとめと雑記
帽子屋どうした、どうなった?!
……すみません、進んでませんorz
そして気が付けばうっかりプチブライスさんが増えてました。
フィーラインファンシー!
個性的なグリーンの髪にないわぁと思ってたのに、黒の猫耳フードとデフォルト衣装の組み合わせで見ると……かわいいな?
(お顔がヤケちゃってる中古を見つけて思わずぽちり)
デフォ服着せっぱなしで一度も脱がせたことないとのことで、案の定ボディは色移りが…。
ありとあらゆる色移りを落とす方法を試みた結果、初期の写真と比べるとかなり奇麗になりました。
もっとも完全に除去とはいかなかったので、今度はカビキラーゴムパッキン用に漬け込みチャレンジしております…
結果から言えば、ボディメンテ費用を考えると、もう少し状態のいい子をお迎えしたほうがよっぽど時間もお財布にも優しかった気がします。/(^o^)\ナンテコッタイ
そして最近何をしていたかというと、ぷちさんのデフォアイの拡張及び、ガラスのアイチップ作りの試行錯誤をしておりました。
あの日焼け顔のフィーラインファンシーが!
きれいにヤスって削って整えてメイクしたらこうなりました!!!
ふんわりさせた唇にはグロスをかけてみました。瞼にはパステルでシャドーのグラデーションを。
(めっちゃくちゃ手間暇かかってます)
かわいくないですか???(自分で言う)
アイギミックもきちんと動いて、なおかつガラス製のアイチップなので、少なくともレンズの黄変はありません。
アイパターンはインクジェットなので、直射日光の当たる部屋に置くのはやめたほうがよさそうですが…。
ドール沼が深くてなおかつ次々にいろんなヘッドを弄りたくなる浮気性故、この子はボディをなんとかしたら里親様探しに出す予定。
お嫁に出すにあたっての問題は服なんですよね…orz
手縫いは…つらいとです…
デフォ服好きなんですが色移りがこわいんですよ。
でもデフォ服以外となると、いっそ坊主にしてウィッグにした方が可愛いんじゃないかなとか。かといって、毛先もしゃもしゃだった御髪も手をかけてお手入れしただけにあの苦労はなんだったんだという気がしなくもなく。
そこまでくるとプチさんカスタム一号のボディとチェンジして、プチ一号をいっそオビツボディにしてしまえばいいんでは…?
※1号は叩き台なので里子予定なしのうちの子です
プチ一号はアイギミックが割れてたりお顔のカスタム跡が彫り過ぎ感があったりというジャンク品。パテ盛りで埋めて唇を再整形しております。髪はケアしても再利用は無理そうだったのでウィッグにしました。気が向いたらモヘアでも張り付けるか、ウェフティングを頭皮に直縫いするか。
(服がないためピコニーモ用のTシャツと靴。靴はデフォルメ感が強調されてありかなと)
アイの方、どうにか形は直ったものの、スムーズな開閉がどうやっても無理だったので、結局紐で開閉する仕様に加工しました。仕掛けは単純だけど実際加工すると意外と難しかったです。おかげでこの子のヘッドの見えない部分は試行錯誤の跡だらけ。
瞼のメタル塗装は厚い塗膜で修正跡を隠すため。これはこれで気に入ってます。
で、この子のボディ、幸いにして腰割れもなく、少しケアすると状態のいいデフォルトボディになったんですよね。
ちなみにプチ2号は近日お嫁入り予定。
カエル好きの方なので、カエルの帽子でも作ってあげようかなと。(後ろから見るとハゲではないんですが、髪の癖が取り切れなくて地肌がちょっぴり見えてしまうので)ワンピに見えるものはオビツ11の服なのでやっぱり大きすぎ問題。
ブルーのデニムっぽい服が似合うので、何か頑張って作ろうと思います。
そういえばオビツ11ボディ、一時期品薄で高騰していたのが出回り始めましたね。
ヘッドが増える→ボディが足りなくなる→買い足す(エンドレス)
いい加減首が回らないので、泣く泣く何人か里子に出さないとなあ…
思わぬ子が気に入って手放せなくなったりして、ピコニーモボディも追加で欲しいし(ピコxsの男の子ボディ再販してくださいアゾンさん)、そっちは服がないし、
ドール沼は!!!(お財布的な意味で)危険!!!!
もっと財力があったらン万とかン十万が消し飛ぶ大きいドールにはまっていたかもしれませんね…オソロシイ…。
帽子屋さんの服作りダイジェスト…と、おまけのピコダルと雑記
腰をやりました(唐突)
ぎっくりですね…見事にぎっくうっと。
昨日は耳が痛くて死にそうで何もできなかったんですが、耳が落ち着いたら今度は腰ですよ!
さて、地獄のような手縫いで服作り頑張ってました。(耳が痛くなったのはだいたいごりごりの肩こりのせい)
詳細の写真がないんです(ないんです)が…一般的なラップで巻いて型とって~※原型作って~という工程を経て、何度か仮縫いと型紙修正の末、どうにか形ができました。
これから本番用の布をカット&地獄の手縫いですよやったねヽ(;▽;)丿
※原型
ボディの基本寸法?から服の型の基礎を起こしたものを原型というんですかね?
洋裁学校出身の母に言われるまで、原型=型紙の初期型ぐらいに思ってました。ニュアンスがちょっと、違う。
【ここまで作ったもの】
●シルクハット
●リトルダルサイズの革靴
●紳士服上下(仮縫い)
スーツはシルエットをきれいに出したかったので、できるだけスリムに。
背面ベンツと絞りはちょっとこだわって入れてみました。正直プチサイズにこんなものを求めている人がいるかどうかは。。。(オビツ11とかピコニーモなら自分がほしい)
靴はきちんと紳士靴の法則に則って作ったのに、小さすぎて見えません!!
サイズは靴下なしでジャストフィット。
細部が見える写真だと粗が酷いのでヒキでしか載せられない悲しみ( ノД`)
縫い目は見えない縫い方をしております…。恰好だけ。
なお、薄手のレザーなんていいものはないので、分厚い革を削いで削いで削いで薄くして成型、縫い合わせてます。
靴はたぶん作り直しかなあ。
スーツ上下はサテンでうまく縫えるか緊張しますね。
手縫いの本返し縫いだとこの小さい上下を縫うのに何時間…?
最初の方手抜きの仮縫いで、上だけで少なくとも5時間ぐらいかかったはず。深刻にミシンを買うか悩むレベルですよ;
合間に目玉を作ったり、別の子を削ったりいろいろしてます。
カスタム小ネタはいろいろあるので、とりあえず帽子屋さんをどうにかしたらそっちも書きたいの心!
おまけ。
◆アウトフィットメモ◆
アゾン ピコニーモ用 Tシャツ&ジレ(完売品につき中古で探しました)
オビツ11用 アリスのベルトシリーズ(あおえに使ったベルト部分のみ拝借)
オビツ11用 スラックス(NINIMAL様 ドルチェで購入)
ミディ・オビツ11サイズブーツ
★首軸はオビ球の軸を片方を切り落として球にしたものに、虫ゴムを被せただけの簡易カスタム。リトルダルのデフォルトパーツで付けてます。
安定感は微妙ですが、ちょっと撮影する程度ならなんとか。
★ブーツ
このブーツこそが、オビツ11ボディ以外にに手を出すことになったきっかけでした。
オビツ11には大きすぎてバランスが悪く、失敗したなぁ…と思って手放すつもりだったんですよ…。
ピュアニーモなら履けるんでは?(大いなる勘違い)と思ったのが運の尽き。
セールの誘惑に負けて買ってみたら、小さすぎて履けない…orz
そのままなし崩しにピコニーモsを購入。あまりの細さに驚愕したりなんだりしつつ、オビツ11服を生かすべく四苦八苦。
結果からいえば、我が家の環境にピュアニーモが大きすぎること、どうやらオビツ11~1/12サイズぐらいがちょうどいいことがわかったので収穫はありました。
★パンツ
オビツ11ボディだと着せるのが困難なほどピタピタジャストフィットなNINIMAL様のパンツが、ピコニーモボディだと丁度いい緩さ!
ウエストは半ケツだったり、足の長さが圧倒的に足りなかったりするので、これまたポーズと写真撮影限定ですがなかなかイイです。
で、この組み合わせを実現するのにロングブーツが欠かせないんですよ。
ピコニーモの服って女の子向きは多いのに、男子服の選択肢なさすぎなんですよね…。
リトル服でちょっと自信がついたので、ピコ男子服作ろうと思いました(まる)
そういえばちょっと前までまだなんとか公式通販で買えたピコニーモs男の子ボディ、とうとう完売しましたね。もう一体予備に買っておくべきだったかと思うも後の祭り。
ピコM男の子ボディも完売する前に買うべきか悩むけど財布的に厳しい…とても…orz
オビツ11ボディもまた品薄ですね。ホワイティの予備一つぐらい抑えておくんだったなあと思うも後の祭り。だって財布に余裕がございません!!!(他ぼでぃに目移りしたりしてるから…)
あああ!
そう、買い逃したといえばそう、ルチカドールRヘッドですよ。
5月31日までピコラカメラさんってばセールしてたんですね… 気が付いたのが6月1日。
リトルダルは可愛いんですが、デフォ顔がとてもいいので、カスタムに心苦しさもあって。それに発売から年数がたっていて経年劣化が心配な子でもありますし。
そこで思い出したのがルチカドールRですよ。
リトルダルとは真逆のたれ目。でもほっぺたぷにぷにのリアル系レジンキャストヘッド。これなら最初からカスタム大前提な子です。
で、久々にピコラカメラさんを見に行ったらセールしてる→ヒャッハー!→カートに入れられない…?→5/31まで(この時点で6/1)
こ の 世 は 地 獄 で す 。
楽天で…買えるんですが。
3700円+送料もするんです…(´;ω;`)
あまむすのノーメイクヘッドが安く感じますよ。
財布に余裕ができたらもう一度ルチカドールのカスタムチャレンジしたいですね。
遊ばせてるグラスアイを生かせるヘッドが欲しくて…(目袋がない方がグラスアイは扱いやすいので)
使ってない分は売ればいいんですけどね、気に入ってるんですよね o..rz
グラスアイも使えるヘッドの本命の大本命でいくとアウトオブベースさんのヘッドは、とてもとても好きです。今思えばねんどろからカスタムドール界隈に足を踏み入れたきっかけでもありますね。
MIKADOとか猫目でかなり好きな造形なんですが、こちらもまた入手困難すぎて手に入りません( ノД`)
いやいっそ手に入らない方が小さい子を増やさずに済むから自分のためとも??
ここまでだけでも自分の爆死っぷりが恐ろしいんですが、実は帽子屋さんの服作りの傍ら、気分転換に弄っていた子がまたまるっきり別ジャンルの子です。(オイ)
結構頑張って造形してるのでこちらもまたおいおい。
リトルダル+ マッドハッター(いかれ帽子屋)をカスタム中①
どうも、大変お久しぶりの更新です。
意外とこのブログぐぐってたどり着く方がおられるようで(?)、皆さんドールのカスタムで苦労してるんだなぁと同じお悩みを持つ同士に勝手に共感する昨今。
久々にブログを開いたら最後の下書きが一月余り前でした…。
ちょうどうちのわんこがヘルニアで歩けなくなる直前ですね。犬の介護で気を揉み倒し、心身共に疲れ果てながらも、並行してちょこちょこカスタムも進めてました。
そんなわけで写真が少ないため、今回はほぼ文字だらけのDIEジェストでお届けいたします。
正直カスタム中何度投げ出そうと思ったかわからない超難産子(現在進行形)です。マリオなら屍の山ができてますよほんと。
さて、この帽子屋ちゃん。
我が家のダルちゃん達が予定外に二人ともお嫁入りしてしまったので、カスタム用にお迎えした未開封子です。が、デフォ顔が良すぎて開封する気になれず、時々出して眺めておりました。
本当にリトルダル+は顔のパターンが豊富で可愛いですね。
実物は透明感のあるブルーのアイが奇麗で、想像以上に美人さんでした。つんとした猫目にブルーのアイ。アイラインとリップのグロスがドレッシーで可愛いらしい。
逆に言えば、ボディ含め大人っぽく派手めな美人系なので、可愛い服を着せるには向かないのかな?とも。
そしてこの個性的すぎるぐりんぐりんの髪。
崩れなければこれはこれで華やかで可愛いんですが、何分お手入れに不向きなヘアスタイルです。
この子をどうカスタムするか未開封でじっくり悩み、こんな道筋を立てました。
●カールを生かしてウルフっぽくカット
●びじゅある系(笑)メイク
●バンドマン(っぽい)服 or ゴシック系スーツかコート
そして現在地は…
●メイク完了(とりあえず男子よりの中性メイク。びじゅある系?要素はなさげ)
●アイはほぼ完成
●試しにピコニーモボディに乗せる→ か わ い い (*´Д`)
ピコダルいいですね、ピコダル。
ピュアニーモxsボディも実は(実は)わんこが倒れる前に購入しておりまして、結論から言えば我が家には大きすぎてちょっとあいませんでした||orz
そっちの方が男子服が豊富だからピュアニーモボディが使えればよかったんですが…。
ピコニーモ男子はアゾン製以外だと相当の服難民になりますね。
オビツ11の男の子服はフリマでもよく見掛けるのに、ピコ男子はほぼありません!
半ズボンなら互換性もあるといえばあるんですが、違うんだ…短パン小僧にしたいんじゃないんだ…!!!
長くなるのでこの話はまた後日するとして。
◆マッドハッターの髪をカスタム◆
開封前はパーマも崩れなく奇麗に見えたマッドハッターちゃん。
開封してびっくりの、裏側の髪が劣化してチリッチリです。そのうえ、謎のブロック分けで左右に毛束が縫い付けてあり、さらにボンドでつけてある毛束も…。
正直、この時点でやめておくべきか?と思いました。(今なら英断だと思います…)
が、今回はデフォルト素材を生かして「マッドハッターのカスタム」にしたかったので、ありとあらゆる手を使って、まずはぐりぐりパーマを解体していきました。
●毛束を縫い付ける糸をカット
●ウィッグオイル+櫛、櫛、櫛…
●ぬるま湯とエマール漬け+櫛、櫛、櫛…(接着剤も少しずつ少しずつ剥がれていきました)
●120度のコテで伸ばす
●お湯パーマしながら伸ばす
数時間どころの騒ぎじゃないです。
まず悪夢のように解れない。
その上、コテで伸ばしてみたらカールの毛先が想像以上のチリッチリ。(しかもいまいちスッキリ伸びない)
正直何度も投げそうになる惨状だったため、途中経過の写真がありません…。
その格闘は何日にも渡り(セットしてお湯パーマ→乾燥タイム含む)、愛犬の病状で揉み倒し疲弊した気力に自らとどめを刺しに行くかのような日々。
元のカールを生かすことは諦め、ひとまずある程度伸ばしたところでバサバサカット。
ひとまず生首状態で見れる状態まで切ったのがこちら。
どうにも毛の傷みやまとまりのなさが気になって、コテで癖をつけたりなんだりして。
できたウィッグが…(できたとは言ってない)
==================
◆顔のカスタム&アイ製作◆
●口元削り
●アイラッシュ装着
●アイ…ガラス半球を使ったりレジンを使ったりいろいろ試作の山(死屍累々)
割と一般的なカスタムメニューですが、お顔もアイも実は結構難航しました。
しかし顔のカスタム途中の写真がないので以下略!
==================
できたウィッグ+お顔がこちら
実際にボディに乗せてみると左右の不揃いさとか、後ろをもう少しカットしようかなとか気になるところは多々ありますが、ひとまず イイ!(*´Д`) と自己満足です。
ほんとピコダルにしたらスタイル良くてかわいいなあ。
顔の方は、リトルダルの基本造形が好きなので、口元以外は削っていません。
今回アイは結構面倒な作り方をしてますので詳しくはその②へたぶん続きます…。
なおデフォルトボディ用の服はこれから作ります。
裁縫が死ぬほど嫌いで何度となく人形服作りに挫折しているため、さらなる苦難が予想されますな!(過去、羊毛ひつじの燕尾服などいろいろ作ってますが悪夢のように大変でしたよorz)