小さいどーるカスタム忘備録

ねんどーるに始まり、小さいドールカスタムにおける四苦八苦の足跡。

ブラウニー④ テンションゴム張り替え編

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今回もドールのバラバラ写真が続くのでワンクッション。

現状こんな感じに仕上がってます、ブラウニーGOGOちゃん。写真マジックと光源とアングル限定で可愛いと思います。(ボディメイクがほぼ写らない悲しみ)

なお、名前と顔からの連想で「五虎〇作れそうじゃない?」という安易な発想と妄想が膨らみに膨らんで我慢できなくなり、とうとうゴゴちゃんをお迎えしたとかいうわかる人にしかわからない背景がありました…。

五虎ちゃんどこいったんでしょうねえ…?

アイとウィッグはこれから作ります。写真は黄色っぽくも見えるけど、鴬色みたいな色のグラスアイです。さすがブラウニー、グラスアイが似合います。(元はルチカドールR2でオッドアイにするべく購入したアイでした)

現在ブログの中の人の通院諸々でお財布が死んでるので、いいなぁと思うアイがあっても、ちょっと手が出せんのです、すまないorz

 

さて、ここから再びブラウニーのバラバラ写真が続くので苦手な方はそっ閉じ推奨。

たたみます。

ブラウニーのテンションゴムを張り替える●

 

【用意するもの】

丸ゴム紐※(1mm)

ハサミ

針金(~0.5mm程度)

糸通し(100均の駄目にしてもいいもの)

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※本体に使われていたいたものも、1mmぐらいの丸ゴム紐でした。

意外と太いなと思った覚えがありますが、太さを図る前に切ったゴムを捨てられてしまったので今回もあいまいな記憶でお届けしております…<(__;)>

なお、0.8mmのゴムてぐす(透明なやつです)でも試しましたが、関節ぐにゃぐにゃ、ぐるんぐるん回ってポーズ保持どころじゃなかったので、1mmぐらいのゴム紐がいいと思います。

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①テンションゴムを切る前に…

関節の引き具合、繋がり方、できるだけ細かく観察しておきます。

特にゴムの引き具合は意外と思い出せないので、手足を引っ張ってどのぐらい伸びるのか確認しておいた方がいいかもしれません。きつすぎても手足が丸まってしまうし塩梅が難しい。

 

②ゴムを切る

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いざ。

バラバラになりました。

小さいパーツが多いので、切った反動で無くなさないよう慎重に。

こんなに小さいのに本当に関節が多くて、改めてポーズ保持のための造形の工夫に関心しました。これを生かすも殺すもゴムの引き方次第なのか…は、わかりませんが。

 

③腕から通す

これは自分自身が実際に組み立てて思ったことですが、腕から組み立てた方が腕のゴムをしっかり結びやすい気がします。きっちり絞って結べればどちらでもいいかと。

 

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③-1 片方の手首から紐通しを使ってゴムを通していく

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③-2 片腕のパーツを通し、片方の紐を反対の肩から出す。

もう一本は胴体の下から出しておく。

 

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③-3 二の腕、肘、手首とハンドパーツと連結するパーツと繋げていく

(写真は手首から折り返したところ)

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③-4 細い肘部分の折り返しは針金を使って通していく

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③-5 胴の下で左右からしっかり引いてきたゴムを、固結びにする。

(かんしは使わない方がしっかり結べました)

④足と胴~首を通していく

どこから通し始めるかはお好みで。自分の場合は悩んだ末、足首から順に通していくことにしました。

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④-1 U字に曲げた糸通しを足首に通し、ゴムを通す

実はここで相当苦労しました…。

普通に極細の針金を曲げようがどうしようが、通らない!!

ゴムを先に押し込んで、羊毛針の先で引っ張ろうにも無理!!

一度は針金でリングを作って足首に通し、その輪を通してゴムを引いてみたものの、足首の角度がおかしくなるという不具合。これで足のゴムの通し方にも意味があることに気付きました。

あの小さな足首の溝に極小のネジが通してあって、その下をゴムを通さないといけないんですよ…(写真は横向きなので見えませんが)

糸通し「U」字(Uまで曲げないと通りません!)に曲げたものでゴムを通す方法が一番確実でした。

 

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④-2 足首に通したゴムを、つま先側と踵側を逆にしないよう膝まで通す

言葉だと説明しにくいのですが…

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球体関節の溝は体の前面↔背面にかけて細長く掘ってあります。

これの前後を交差しないよう気を付けてゴムを通すことで、各関節が不安定にぐるんぐるん回る現象を防ぐ構造だと思われます。(素人の分析です)

太ももの付け根も同じようなパーツがあるので、前後左右の組み合わせをよく確認して同様に通します。

 

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④-4 胴体から首まで通し、折り返して反対側も同様に通す。

骨盤には穴が二つあるので、左足は左の穴から首へ。

首で折り返し(通しにくい時はU字に曲げた針金を使う)胸、腹と通って、右の穴から右足の太ももの付け根~足首まで順番に通す。反対側と同様に折り返し、胸の下にゴムを出してくる。

 

④-5

しっかりゴムを引き、左右のバランスを確認。均等にゴムが引けたら、ぎゅっと胸の下で固結びして完成!

実際やると工程そのものは単純でも、左右のバランスやゴムの引き具合がなかなか難しいです。

ボディメイクが写真でうっすらわかる程度になってしまったので、ゴムを引き直すついでにもう少しだけ色を乗せようかと思ってます。

暫定でこんな具合。

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暫定でゴム引き終わり

超絶保持力が高いというブラウニーの本領発揮とはいかないものの、お座りなどは問題なく。もっとゴムを強く引けば保持力の高さが出るのか…。

 

今気付いたんですが、手首と肘と二の腕にも足の溝の法則当てはまりそうですね。

今度ゴムを引き直すついでにそちらも意識してやってみようかと思います。

 

次回、恐らくメイク編。もとい、迷走の過程ちら見せと正式お披露目…?

なお当初の目標だった五虎退っぽい子にすることはまだ諦めてないので、道半ばなのです。(五虎退は極のトラ君が好き過ぎて4人目ぐらいに叩き上げて極めました← 今やエース)